君も今日から経営者!ジェフペゾスの経営成功論"ワンクリック注文"
---前回の続き
今やGAFAとも称されるIT超大企業の創設者ジェフペゾス。
その経営論を詳しく解説していきます。
初期はオンライン書店としてのビジネスモデルを展開していく。ここでのポイントは図書館の陳列数に限りがあるという問題にいち早く目をつけたこと。
ここから彼の事業展開の模様を紹介していきます。
今日はワンクリック注文について。
今や当たり前になっているワンクリック注文。
ワンクリック注文とは??
アマゾンより
1-Clickを使った注文について
1-Clickとは、ボタンを1回クリックするだけで、ショッピングカート画面を省略して注文することができる機能です。1-Clickを使って注文すると、自動的に指定の支払い方法に代金を請求し、指定のお届け先住所にご注文商品が発送されます。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201889620
ワンクリック注文の狙い
ワンクリック注文は大前提としてアマゾン会員であることが条件となります。
つまり、アマゾンとカスタマーが住所、支払い方法(情報)を共有し、アマゾンが保存することにより購入の時間の節約、アマゾンへの信頼感を構築しようという考えだったのでしょう。
この方法はアマゾンが初の戦略でした。そしてペゾスは施行後すぐに特許申請、つまりアマゾン独自の手法として守り、他者ができないようにした。ということです。楽天、ebayなど大手ショッピングサイトでもないでしょう。
また著者はもう一つの効果としてリピーター率が高くなると考えます。もちろんワンクリックのイメージがあるアマゾンでは手軽になるため会員登録数が増えその人たちは繰り返し注文するでしょう。
他者へ顧客を逃がさない。という効果もあるでしょう。
このワンクリック特許はもうすぐ失効となります。
失効後の動きにも目が離せません。
それでは!!