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(監査法人に初出勤!)監査って一体どんな仕事をするところ?USCPA学習者が実際に働いて思ったこと!

大学生でありながら半ば社員のような形で会計事務所(監査部で)働かしていただくことになりました。

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経緯としては他のアルバイトをしている時間に超合理的主義な私はふと”全く自分のためになっていないなあ”と考えました。そもそもアルバイトをしているのも受験費を稼ぐためにやっているのですが、この時間でさえも自分のCPA学習に有益なものにしたいと考えたのです。 そしてたどり着いたのが会計事務所の監査部。つい最近採用が決まり、初出勤を終えてきました。その仕事内容や風景をお話していきます。 もちろん会社ごとにその風景は異なると思うのであくまで私の会社での話に基づいてお話をしていきます。

監査とは?どんな仕事をするところ?(ビギナー向け)

監査と一概に言いましてもいろんな分野があると思います。私の課では主に外注を請け負っています。具体的にいうと、中小企業をはじめとする企業が各社で日々の伝票を作成(稀に大企業)。特に個人経営だと経理はいないのでいわゆる伝票のみを作成しそれをまとめて事務所に送ります。監査人はそれを元に総勘定元帳や月次を作成し最終的には年間報告書を作成するといった業務になります。 昇級していくと仕事内容や担当業務はもちろん変わります。ただこの伝票の仕分けをするのはかなり退屈で労力を要します(笑)

休みと残業は?監査はブラックで激務な業界なのか?パワハラは?

世間で言われているほどブラック、激務の印象はありません。”メリハリ”があるという言葉が適していると思います。もちろん仕事が終われば定時に終われますしダラダラしていると遅くはなります。しかし、異常なほどの残業はなく、基本は定時で帰れます。ただ注意したいのが決算期。ここはかなり仕事が多く残業は生じます。逆に仕事がないときは有給を利用して2週間くらい一気に休みが取れます。夏はお盆中は1週間事務所自体休みは結構多いケースです。 知識と教養がある人が多いので一般的にはパワハラなどは見受けられません。ただ仕事ができないと仕事が振られる機会がなくなっていきます。

仕事の風景

朝は基本的に9時から夜はだいたい6時まで。各々が仕事を任されておりとてもじゃないですが楽しく会話する暇なんてありません。たくさんの期日がありかなり時間に追われているので喋っているとお前終わるのか?みたいな眼で見られます。仕事が終わっても次の仕事が舞い込んでくるので休む暇はありません。ただ、この仕事っぷりでみあった給料やプロモーションも返ってくるので心配ありません。 これはいわゆる一線で監査業務をしている人の話。管理職の人は営業や仕事の管理、取引先と電話の対応や接待で大忙し。事務所に1日いない日も珍しくありません。 体系としては会計士、税理士もちのいわゆる”先生”が2:8で経理やパートの人がいます。その人たちが先生の業務をサポートしたり、必要な資料を作成します。 基本的にはその中でチームとなってプロジェクトを進めていくのでその間の関係は深まります。 ただみんな仕事にかなり追われているので交友はあまりなく、名前を知らない人もたくさんいます。

昇級するとどんな仕事に変わるのか?給与は?

管理職になっていくと仕事の管理や営業がとても多くなります。 意外なのが営業。社長との面会や監査の報告などを管理職が行います。一般企業などと違った部門かがあるのでここは監査の一つの特徴であると思います。 管理職でない人はバリバリ残業して1000万を優に稼いでる人はざらにいると思います。 管理職になると残業は全くといってもいいほどなくなるので少し言及するかもしれません。ただ時間当たりの給与や仕事内容では圧倒的に管理職の方が優れています。

キャリアアップとして働くべきか?どのような人にオススメか。

コンサルトの違いは?

経営者になろうと考えている人は圧倒的にアドバイザリーやコンサルに行った方がいいと思います。 しかし、外資系経理マンになりたい。と思っている人は会計事務所の方がいいでしょう。 なぜかというと、監査では全体の企業の活動に対して分職し一部のみを請け負うため全体像がつかめません。しかし経理としての能力はぐんぐん伸びるでしょう。 はじめは監査で働いて企業の会計を自分なりに統計化してどんな企業が成果を出しているかを研究しそれを生かしてコンサル。最終的には起業というのもいいでしょう。ちなみにそれは私の今のプランです。 何と言っても特に学生は実際の先生の仕事に対する姿勢やハイレベルな会話から学ぶことは多いでしょう。